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海外の遺跡を旅する



古代の人々が遺した神秘的な建造物(遺跡)には、時を経てもなお、
そこに宿る彼らのエネルギーが満ち溢れています。
そんな、美しくも・不思議な古代遺跡のいくつかをご紹介します。
できれば、長期間の海外遺跡旅行に出かけてみてはいかがでしょうか。

◆ピラミッド遺跡

ピラミッド遺跡は、古代エジプト人に「メル」または「ムル」と呼ばれていました。
その意味は、「昇る」で、『太陽へと昇る階段』という訳だそうです。
「ピラミッド」と言う名前は、ギリシャ人が付けた名前で、ピラミス
(ギリシャ人が食べていた三角形のパン)がその由来と言われています。

ここでは、ピラミッド遺跡の中でも有名な『ギザの3大ピラミッド』を紹介します。
『ギザの3大ピラミッド』はエジプトはカイロの西、約13kmのGIZA(ギザ)にあります。
北東から南西へ、クフ王・カフラ王・メンカウラーと並んでいます。これらは今から
約4500年程前の古代エジプト王国第四王朝の時代に造られたものです。

3大ピラミッドの中で一番大きいのがクフ王のピラミッドで高さ約146m、
次がカフラー王のもので143m、次がメンカウラー王のもので65.5mです。
ピラミッドの中にはいくつかの部屋や回廊があり、建設機械がない時代に当時
どのようにしてこれだけの建造物を造りえたのか、今なお大きな謎に包まれています。

エジプトで是非見ておきたいのがカイロ博物館です。
カイロ博物館はエジプト考古学の中心ともいえる博物館で、
博物館の目玉は、若きファラオ.ツタンカーメンの秘宝であり、黄金のマスク、
黄金の棺をはじめとして多くの埋葬品があります。

後に、歴史上最も有名なファラオとなるツタンカーメンが生まれたのは、
今から三千年以上前の紀元前13世紀の半ばで、18才(紀元前1361年-1352年)で
暗殺という形で生涯を終えた悲劇のファラオです。 歴史上無名でありながら、
盗掘されずに発見されたそのミイラと財宝によって有名になりました。
そのミイラは,今も,王家の谷に眠っています。

博物館にはもうひとつの目玉は、古代ファラオのミイラ達です。その特別展示室には
征服王ラムセスII世、トトメスIII世、セティI世他、数体のミイラが展示されています。
意外と美味しいと評判のエジプト料理や、ラクダ乗り体験なども楽しみです。

◆アンコール・ワット遺跡

言わずと知れたアジアの至宝。カンボジアの代名詞とも言えるこのヒンドゥー教の
壮大な墳墓は、802年に創設され12〜13世紀に栄えたアンコール王朝の都城です

もっとも有名なアンコールワットは1113年に完成し、寺院、宮殿、霊廟のすべての
役割を果たしており、この大寺院郡はヒンドゥーの神・ヴィシュヌ神に捧げられた
寺院だと言われてます。回廊は”陸と山”、周囲の堀は”海”を表現しているそうです。
カンボジアに出かけたら現地の料理を味わってみましょう。アジア料理の中では
なじみの薄い存在ですが、お味はかなり日本人向きです。

◆アクロポリス遺跡

ギリシアを代表する古代遺跡で、世界遺産にも登録されておりアクロポリスの頂上にはパルテノン神殿があります。アクロポリスとは「丘の上の都市」の意味で、
類まれなる大理石の壮大な神殿は古代ギリシア栄光の証と言えるでしょう。

守護神アテナに捧げる神殿パルテノンが完成したのはアテネの最盛期、紀元前432年で中央に向かってわずかに盛り上がる床面、縦に溝を掘り陰影を作り内側に傾けて建てられた円柱全てを曲線によって構成し、外から見た「美」を徹底的に追及した
作りとなっています。

また、パルテノン神殿北側にはエレクティオン神殿、丘の下方にはヘロデスアティコス音楽堂、ディオニソス劇場と見どころが多数あります。

◆マヤ遺跡

メキシコ・ユカタン半島北東部にこの地に存在した都市「マヤ」と呼ばれる地域があり、
このマヤ地域では、全盛期である古典期には、多いときには60〜70の王国が
各地に存在していたようです。

マヤの遺跡はその時代ごとに多数あり、先古典期(紀元前1550年〜紀元後250年)の
遺跡としては、グァテマラのカミナルフュ、アバフ・タカリク、エル・サルバドルの
チャルチュアパなどが有名です。低地の遺跡としては、グァテマラのエル・ミラドール
ナクベ、ベリーズのセロスがあります。古典期(紀元後250〜900年)の遺跡としては
メキシコのカラクムルやパレンケ、グァテマラのティカル、キリグアー、
ホンジュラスのコパンがユネスコ世界遺産に登録されている代表的な遺跡です。

特に、グアテマラ北部ペテン低地の密林に眠る、マヤ文明最大の遺跡・ティカルは
海抜250mの台地に、60平方キロにわたって大小の遺跡が点在するというその規模から、かつては5万人以上を擁する大都市だったと言われています。

また、後古典期(紀元後900〜1550年)の遺跡としては、メキシコ東部、ユカタン半島北部に位置し比較的規模の大きな遺跡として有名なチチェン・イツァーの遺跡があります。これは9〜13世紀のトルテカ・マヤ文明の神殿都市で、
ピラミッドの内部に同じ様な一回り小さいピラミッドがあるのも特徴の1つです。

他のマヤの都市と同様に、10世紀に突然「捨てられた」謎の都市遺跡は、
その神秘的な姿を、今もなお残しつずけています。
とにかく、メキシコにはあちこちに遺跡があります。バスの路線網は発達しているので
時間さえあれば自由に安く遺跡巡りが楽しめます。
失われた文明を求めてメキシコへ行ってみてはいかがでしょうか。

遺跡には、現代人には到底マネのできない思考と技術が存在します。
しばし呆然と眺め先人達との会話を楽しむ旅行に出かけてみては如何でしょうか。


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